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治験薬一覧:H

木曜日, 8月 16th, 2007

治験記号:HLBI

<一般名:——–>

概要

フィラデルフィア(Ph1)染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)に対する天然型インターフェロンα(住友製薬)。細胞遺伝学的効果は、101例のうち77例が評価可能で、慢性期69例では、Ph1染色体消失が5例、Phi染色体陽性立が35%未満への減少が4例、35?95%の減少が17例等の報告がされている。本剤は慢性期及び移行期のCMLに対し、優れた延命効果を示して、治療成績の向上には早期診断と診断後の速やかな投与開始が重要と思われたの報告。

出典

高杉益充:Drug Information;月刊ミクス,11:104(2000)

治験記号:HMR-1275

<一般名:flavopiridol>

概要

インド原産の植物dysoxylum binectariferumから抽出された成分すら国課なのに見より合成された物質。細胞分裂周期の回転を進める酵素サイクリン依存性キナーゼ(CDK)を阻害、細胞周期を静止させアポトーシスを引き起こすことで制癌効果を発揮する。

出典

金丸龍之介・他:薬事日報,第9411号,2001.2.16.

治験記号:HMR-3647

<一般名:——–>

概要

ケトライド系化合物。(アベンティス)。ペニシリン耐性肺炎球菌及びマクロライド耐性菌に高い感受性を示し、多剤耐性の肺炎球菌マクロライド耐性のA群レンサ球菌にも有効性が認められている。消化管からの吸収は、食事の影響を殆ど受けず、白血球への集積は高い。血漿濃度に比べ、肺胞マクロファージや気道上皮細胞周囲液に高い集積率が得られることから、炎症局所に高い薬物濃度が得られる利点を有している。

出典

高杉益充:DI室,月刊ミクス,1:124-125(2001)

治験記号:HMR-3647A

<一般名:———->

概要

[治験薬]
ケトライド系抗生物質。独・アベンティスファーマは、テリスロマイシンの申請を中央審査方式でEMEA(欧州医薬品審査庁)に行った。テリスロマイシンはケトライド系として初めての抗生物質製剤。経口剤。米国FDAには既にNDA(新薬承認申請)が既に行われている。我が国では後期第II相臨床治験中であり、2001年第四四半期の申請を目指している。

出典

日刊薬業,第10456号,2000.4.5.

治験記号:HR-1799A

<一般名:recombinant human insulin>

概要

[商]未定(アベンティス)。遺伝子組換え型ヒトインスリン製剤である。独逸では糖尿病治療薬として1999年4月に販売されている。その後、オーストリア、仏蘭西、スウェーデン、フィンランド、阿蘭陀で上市された。米国ではFDAより本剤の製造工程を変更するようにとの指示が出され、申請以前に変更する予定であるとされる。

出典

明日の新薬CD-ROM,2000.12版

治験記号:HSC-9982

<一般名:——–>

概要

ヘルスサイエンスセンター。0.005%-ノナン酸バニリルアミド(NVA)、メントール、カンフル、グリチルレチン酸ステアリル配合の製剤で、基剤はセラミド、エステル油、ヒノキチオールを含有する油分30%のクリームである。NVAはカプサイシン同族体の一種で、中枢及び末梢神経痛覚伝導路のサブスタンスP作動性無髄神経繊維群に特異的に脱感作作用を示すと考えられており、プソイドカプサイシンとも呼ばれている。透析後皮膚の乾燥と掻痒を訴える症例に対し有効性を検討した結果、皮膚乾燥症状の改善、掻痒を軽減させた。

出典

高杉益充:Drug Information;月刊ミクス,12:88-90(2001)

治験記号:HSR-237

<一般名:calcium polycarbophit>

概要

[商]ポリフル(北陸)・コロネル(藤沢)。2000年10月発売。過敏性腸症候群(IBS)治療薬。腸内容物の水分含有量を正常化し下痢、便秘共に有効である。イオン交換樹脂の一種で体内に吸収されないため、安全性が高いとされる。95年4月に北陸製薬と共同開発・販売で合意。

出典

月刊ミクス,10:100(2000)

治験記号:HSR-81

<一般名:———->

概要

酒石酸メルアドリン。Β2-受容体作動による切迫流産治療剤。強い子宮収縮抑制効果があり、心悸亢進など循環器への副作用が少ない。ベナトプラゾール(PPI)とのクロスライセンスで北陸製薬から導入して共同開発。申請準備中(三菱ウェルファーマ)。

出典

月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:HWA-486A

<一般名:——–>

概要

[治験薬]
レフルノミド(アベンティス)。疾患修飾性抗リウマチ剤。ピリジン合成を阻害することにより、活性化t細胞を抑制する。1日10?25mg投与により朝のこわばり、握力、関節痛、関節腫脹、リウマチ因子の改善等が見られている。副作用に下痢、脱毛、発疹、カンコ宇楚井上等が見られるが、多くの副作用は用量に関係している。

出典

高杉益充:Drug Information;月刊ミクス,5:100-101(2000)