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治験薬一覧:G

木曜日, 8月 16th, 2007

治験記号:GA-1080

<一般名:TPNsolution>

概要

[商]ミキシッドL・ミキシッドH(ウェルファイド)。蛋白アミノ酸製剤。ブドウ糖・アミノ酸・脂質配合高カロリー輸液。申請中。[剤型]点滴静注剤。乳剤の安定化により糖・アミノ酸・電解質との配合を可能にした高カロリー輸液製剤で、ダブルバッグは脂肪とブドウ糖が入った上室とアミノ酸・電解質入りの下室からなっている。L:開始液・H:維持液。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:GA-1166

<一般名:——–>

概要

ブドウ糖、アミノ酸、脂肪の三大栄養素成分と電解質をバランスよく配合した末梢静脈投与の”中カロリー”栄養輸液製剤。第II相臨床試験段階(味の素ファルマ-ウェルファイド)。第II相臨床試験(三菱ウェルファーマ)。末梢静脈輸液。アミノ酸・糖・脂肪と電解質バランスよく配合。

出典

月刊ミクス,3:38(2001)・月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:GB-1057

<一般名:recombinant human serum albumin>

概要

[商]アルブレック(ウェルファイド)。遺伝子組換えヒト血清アルブミン。申請中。[剤型]注射剤。低アルブミン血症治療剤。ヒト血清アルブミン(nHSA)製剤の原料血漿が国内の献血由来の血液のみでは自給が困難なため遺伝子組換え技術を利用して開発された遺伝子組換えヒト血清アルブミンで、ピキア酵母により産生され、精製された製剤。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000・月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:GEM

<一般名:gemcitabine>

概要

「ゲムシタビン」(日本イーライリリー)。本薬はピリミジン骨格を有する代謝拮抗剤で、細胞内において三リン酸化物に代謝され、DNAの合成を阻害する。構造的にはシタラビンに類似するが、シタラビンとは異なる作用機序と代謝特性を有し、シタラビンでは効果が不十分な癌腫に対しても治療効果が認められている。ゲムシタビンは日本ではorphan
drugの指定を受け、臨床試験が行われている。

出典

高杉益充:DI室,月刊ミクス,1:124-125(2001)・新薬展望-;医薬ジャーナル,37<増刊号>S-1,2001

治験記号:GI-262570

<一般名:———->

概要

[治験薬]。PPARガンマ作動薬とされる本薬について、2型糖尿病患者の血中グルコースの減少と、血清脂質の著明改善が見られた発表した。現在、米国で第III相臨床試験臨床治験段階で、上市は未定。日本ではまもなく臨床試験の開始予定。これまでの治療では症状が十分コントロールできなかった、2型糖尿病患者にグルコースのレベル布袋化させる降下に加え、血清脂質の改善が顕著に見られた。糖尿病治療薬。(英・グラクソウエルカム)。

出典

RIS-FAX,第3119 号,2000.7.21.

治験記号:GJ-0956

<一般名:vatanidipine hydrochloride>

概要

[商]カルブレン(ウェルファイド)。Ca拮抗剤。申請中。[剤型]カプセル剤。ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤で、緩徐で持続性の降圧作用・冠攣縮予防作用を有するとともに、腎臓、脳及び心臓に対する保護作用、脂質代謝改善作用等を有し、高血圧に随伴する各種循環障害にも良好な影響を与える降圧剤として期待されるの報告。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:GM-1172

<一般名:pazufloxacin mesilate>

概要

[商]パシル(富山化学)・パズクロス(ウェルファイド)。ニューキノロン系合成抗菌剤。申請中。[剤型]点滴静注用剤。注射用のピリドカルボン酸誘導体で、グラム陽性菌及び陰性菌に対して広い抗菌スペクトルと強い抗菌力を示す。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:GM-611

<一般名:———->

概要

消化管機能改善剤。モチリンアゴニストで、これまでの製剤と異なり直接消化管に作用するため、副作用が少なく、効果が高い薬剤になるとの期待がもたれている。米国・第II相臨床試験段階、国内第I相臨床試験段階。(中外製薬)。エリスロマイシンから誘導したモチリンのアンタゴニストで、消化管の自然な動きに合わせて消化運動を亢進する消化管機能改善剤。[適応]予定適応症として胃麻痺等。第I相臨床試験(中外)。

出典

月刊ミクス,12:73-75(2000)

治験記号:GN-1140

<一般名:——–>

概要

肝臓に特異的に集積し、正常組織と癌組織のコントラストを明瞭にすることにより、肝癌の発見から診断まで可能なMRI造影剤。第II相臨床試験段階(ウェルファイド)。第III相臨床試験準備中(三菱ウェルファーマ)。MRI用造影剤。肝臓に特異的に集積し、正常組織と癌組織のコントラストを明瞭にすることにより、肝癌の発見から診断までを可能とする。

出典

月刊ミクス,3:38(2001)・月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:GW873104/ON04128

<一般名:——–>

概要

小野薬品工業(株)が創製した新規エイズ治療薬。英国グラクソ・スミスクライン社が、米国における第I相臨床試験試験を終了した。ヒトCCR5受容体は、HIV感染からエイズ発症に至る初期及び中期過程において、HIVウイルスが細胞に侵入する際に利用する重要な受容体の一つと考えられている。本剤はこのCCR5受容体に拮抗することで、ウイルスの細胞内への侵入を、防ぐという既存の治療薬とは異なる新しい作用機序の薬剤であると考えられている。

出典

薬事新報,No.2296:19-20(2003)