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治験薬一覧:E

木曜日, 8月 16th, 2007

治験記号:E-1010

<一般名:——–>

概要

米国における第I相臨床試験。エーザイ。筑波研究所が開発した注射用カルバペネム系抗生剤。広い抗菌スペクトルと強力な抗菌力を有し、バンコマイシン耐性MRSAやバンコマイシン耐性VREにも優れた抗菌力を示している。治療効果は既存のカルバペネム剤やセフェム剤、ニューキノロン剤等を上回りカルバペネム耐性緑膿菌にも抗菌力を有する。

出典

月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:E-2000

<一般名:eperisone hydrochloride>

概要

[商]ミオナール(エーザイ株式会社)。1997年3月申請。筋緊張改善剤。新規テープ剤の開発。錠・顆粒剤は1993年発売。皮膚への貼付により経皮吸収され、中枢神経系に作用して骨格筋の緊張を緩和することで、こりと痛みの悪循環を絶ち、種々の筋緊張症候の改善が期待できる。

出典

月刊ミクス,8;72(2000)

治験記号:E-2020

<一般名:donepedil hydrochloride>

概要

[商]アリセプト(エーザイ)。アルツハイマー型痴呆症治療剤の錠剤(1999年11月発売)に加えて、高齢者に対する服用の有用性確保するための細粒剤の剤形追加申請。2000年3月申請。

出典

月刊ミクス,8;72(2000)

治験記号:E-2101

<一般名:——–>

概要

欧州における第I相臨床試験。新規5-HT拮抗作用剤。中枢性痙縮改善剤として開発。エーザイ。

出典

月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:E-3620

<一般名:——–>

概要

第II相臨床試験。エーザイ株式会社。セロトニンのtype 3受容体阻害作用(5-HT3受容体アンタゴニスト)とtype
4受容体刺激作用(5-HT4受容体アゴニスト)を併せ持つ消化管機能改善剤。慢性胃炎、過敏性腸症候群などに見られる下痢、腹部膨満感、食欲不振等の症状の改善効果が期待されている。

出典

月刊ミクス,8:71(2000)

治験記号:E-3810

<一般名:rabeprazole sodium>

概要

[[商]パリエット(エーザイ)。第I相臨床試験。PPI製剤である本剤と抗生物質製剤によるH.ピロリ菌除菌の適応拡大の臨床試験中。

出典

月刊ミクス,8;72(2000)

治験記号:E-5531

<一般名:——–>

概要

米国の第II相臨床試験。エーザイ。敗血症治療剤。エンドトキシン受容体拮抗作用により、種々のグラム陰性菌からのエンドトキシンに対して有効性を示す。現在、有効な治療法が確立していない敗血症治療剤として期待される。

出典

月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:E-5564

<一般名:——->

概要

米国での第I相臨床試験。米国での探索・創薬研究拠点EISAI Research Institute of Boston でE-5531のバックアップ剤として開発されたエンドトキシン受容体拮抗剤。臨床試験の結果を見ながらE-5531かE-5564のどちらかに絞る見込み。エーザイ。

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月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:E-6010

<一般名:monteplase>

概要

[商]クリアクター(エーザイ)。第III相臨床試験。本薬はt-PAの構造を遺伝子操作技術を用いて変換した第2世代のt-APで、1998年6月に急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解の適応で発売された。1998年3月「急性肺塞栓症における肺動脈血栓の溶解」でオーファンドラッグに指定され、肺塞栓の適応を持つ初めてのt-PA製剤として期待されている。その他第II相臨床試験段階として「脳塞栓の効能追加で開発中。脳塞栓の適応を持つ初めてのt-PA製剤として期待される。

出典

月刊ミクス,8;72(2000)

治験記号:E-6040

<一般名:——–>

概要

第I相臨床試験。米・IDEC社-エーザイ。ヒト型抗gp39モノクロナール抗体。自己免疫疾患治療剤。IDEC-131。全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチなどの免疫疾患の治療剤として期待される。1995年米・IDEC社は米・ダートマス医大から全世界における開発権を取得し、1998年第I相試験に入った。エーザイはIDEC社と提携し、日・欧・アジアにおける販売権を取得。

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月刊ミクス,8:71(2000)

治験記号:E-7070

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概要

英国における第I相臨床試験。エーザイ。細胞周期のG1期に作用して抗腫瘍効果を示すスルフォンアミド誘導体の新規抗癌剤。非臨床試験では、特に既存の抗癌剤が効きにくい非小細胞癌、大腸癌に対する効果が確認されており、臨床でもこれらの効果が確認できれば大きなメリットが期待できる。

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月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:E-7155

<一般名:gadobenate dimeglumine>

概要

Gd-BOPTA。伊・ブラッコ社。エーザイ株式会社。2000年3月申請。MRI(磁気共鳴画像)検査用のガドリニウム(Gd)系造影剤。多くの組織において病変部のコントラストを増強させることにより診断能を向上させる。特に肝臓病変におけるコントラストの増強度が高いことが期待される。

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月刊ミクス,8:71(2000)

治験記号:E-7155

<一般名:gadobenic acid>

概要

[商]未定(エーザイ)。MRI造影剤。申請中。[剤型]静注用剤。Gd(ガドリニウム)のキレート化合物で、主としてプロトンT1値を短縮することによって、T1強調像で高信号強度を得る陽性造影剤である。細胞外液分布に加えて肝細胞に能動的に摂取されるため、腫瘍組織との間にコントラストを強く生じる。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:E-7210

<一般名:——–>

概要

第I相臨床試験。超音波造影剤。エーザイ。伊・ブラッ社-エーザイ。

出典

月刊ミクス,8:71(2000)

治験記号:E-8010

<一般名:——–>

概要

英国における第I相臨床試験。PDE5阻害作用を有する男性機能不全治療剤。エーザイ。特に循環器系副作用に対する安全域の広いことが期待できる。先行品との差別化が可能と見られている。

出典

月刊ミクス,8;73(2000)

治験記号:ED-71

<一般名:——–>

概要

既存のビタミンD3製剤に比べて有意に高い活性を示す第二世代ともいえるビタミンD3製剤。ポストアルファロールとして位置付けられている。第二世代臨床治験(中外)。

出典

月刊ミクス,12:73(2000)

治験記号:EK-5504

<一般名:meglumine gadoteric acid>

概要

[商]マグネスコープ(田辺-栄研化学)。独・シエーリングAG社から導入し、栄研化学と共同で行ったMRI用造影剤。分子構造が安定していることにより、毒性が低いことが特色として挙げられている。シンリジ製剤であるため、利便性も高いと報告されている。1996年8月に申請、2000年9月製造承認。

出典

月刊ミクス,11:87(2000)