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治験薬一覧:C

木曜日, 8月 16th, 2007

治験記号:CA4P

<一般名:——–>

概要

アフリカ産の柳の樹皮から抽出した物質。人の癌細胞を移植したマウスに投与したところ、血管の細胞分裂が抑制され、癌細胞が血管を通じて栄養を取り込み増殖するのを妨げることに成功。放射線治療を併用すると、8割以上のマウスで癌細胞が消失したとの英BBC放送による報道がされた。

出典

読売新聞,第44978号,2001.6.25.

治験記号:CAL

<一般名:——–>

概要

ヒト型モノクロナール抗体で、副甲状腺ホルモン関連蛋白の活性を中和する作用を持つ。悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症レベルを正常化させる。予定適応症は癌(特に乳癌)の骨転意に伴う骨病変症状の改善を第一目標に置く。米国で第I相臨床試験に着手。中外製薬。副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)の活性を中和するヒト型モノクロナール抗体。癌の骨転移に伴う骨病変症状の改善を第一の目標とし、乳癌も重要視している。2000年12月に米国において第I相臨床試験開始の予定とされている。中外製薬。

出典

1)RIS-FAX.第3167号,2000.9.14.・2)月刊ミクス,12:75(2000)

治験記号:CG-167

<一般名:zanamivir>

概要

[治験薬]。
ザナミビル(グラクソ・ウエルカム)。インフルエンザウイルスが感染細胞から遊離する際に必須とされるノイラミニダーゼを特異的に阻害する薬剤で、塩酸アマンタジンと異なりA型、B型両方に有効であり、耐性ウイルスの出現が極めて少ないのが特徴である。薬効として、直接的な解熱、鎮痛、消炎、鎮咳、去痰作用及び抗ヒスタミン作用は有していないが、吸入によりインフルエンザウイルス感染症の症状を軽減する。

出典

高杉益充:Drug Informatipn;月刊ミクス,4:156-157(2000)

治験記号:CGS-20267

<一般名:letrozole>

概要

[商]未定(ノバルティス)。アロマターゼ阻害剤、閉経後乳癌治療剤。レトロゾール。申請中。[剤型]錠剤。本薬はfadrozoleアナログで、経口で作用する強力なアロマターゼ阻害薬である。エストロゲン合成を選択的に阻害し、閉経後の進行乳癌に効果を示す。本薬はaminoglutethimideよりも強力に、より特異的にアロマターゼを阻害し、副作用も少ない。

出典

明日の新薬CD-ROM,2000.12版

治験記号:CI-719

<一般名:gemfibrozil>

概要

[商]ロビット(三共)。循環器官用薬、高脂血症治療剤。既に海外で高脂血症及びその関連領域における治療薬として販売されているフィブラート系の高脂血症治療剤である。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:CP-51,974-1

<一般名:sertraline hydrochloride>

概要

[商]ゾロフト(ファイザー)。抗うつ剤・選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)。申請中。[剤型]錠剤。従来の三環系、四環系抗うつ薬とは異なる新規のtetrahydronaphthylamine誘導体で、選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)である。セロトニン作動性神経細胞及びその神経終末においてセロトニン再取込を阻害し、シナプス間隙のセロトニン濃度を高める。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:CPA-926

<一般名:——–>

概要

[治験薬]。
本品は呉羽化学で合成された軟骨破壊防止の新規作用機序を有する変形性膝関節症の経口治療薬である。これまでに呉羽化学が欧州で第I相試験、第II相試験の一部を行い、同剤の安全性や患部への薬物移行性などを確認。本品は変形性関節症に対する画期的な原因療法剤を目指すもの。(呉羽化学?三共)。

出典

日刊薬業,第10442号,2000.3.15.

治験記号:CR-1505

<一般名:loxiglumide>

概要

[商]ロシッド(科研)・ロキシジン(三菱東京)。消化器官用薬。申請中。[剤型]錠剤・点滴静注。慢性膵炎治療剤。新規グルタミン酸誘導体でコレシストキニン(CCK)受容体拮抗薬である。慢性膵炎治療薬として開発されている。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000

治験記号:CR-1505錠

<一般名:——–>

概要

ロキシグルミド。[商]ロキシジン(三菱ウェルファーマ)。第III相臨床試験。急性膵炎治療剤。経口剤。コレシストキニンA受容体拮抗剤。膵液中の蛋白分解酵素の分解を調節するコレシストキン(CCK)に拮抗することにより蛋白分解酵素の分泌を阻害、膵炎の安静庇護を図る。

出典

月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:CR-505

<一般名:——–>

概要

ロキシグルミド。[商]ロキシジン(三菱ウェルファーマ)。1998年9月申請。急性膵炎治療剤。注射剤。コレシストキニンA受容体拮抗剤。膵液中の蛋白分解酵素の分解を調節するコレシストキン(CCK)に拮抗することにより蛋白分解酵素の分泌を阻害、膵炎の安静庇護を図る。

出典

月刊ミクス,12:66(2001)

治験記号:CS-023

<一般名:——–>

概要

注射用カルバペネム系抗菌薬(三共)は、今回、欧米を含む世界の主要地域における独占的開発権・販売権をスイス・ロシュ社に許諾した。本剤は薬剤耐性菌を含む各種病原菌に対する幅広い抗菌スペクトラムと強力な活性を特徴とする。今後第II相臨床試験が開発されるが、ロシュ社と提携・導出することにより開発が早まると考えられる。

出典

薬事新報,No.2294:19(2003)

治験記号:CS-526

<一般名:——–>

概要

三共(株)が現在開発中の新規抗潰瘍剤(アシッドポンプアンタゴニスト,APA)。本品は三共と宇部興産(株)により創製し共同開発中の医薬品。既存のプロトンポンプ阻害剤とは構造及び酵素阻害様式が異なり、抗ヘリコバクターピロリ菌作用を有するなど、非臨床試験の結果では、既存の薬剤に比較して優れた効果が認められた。

出典

薬事新報,No.2290:17(2003)

治験記号:CS-622

<一般名:——–>

概要

[治験薬]
塩酸テモカプリル。高血圧症。アンジオテンシン変換酵素阻害剤。既に高血圧症に対する有効性、安全性が確認されている。(三共)。

出典

高杉益充:月刊ミクス,2:86-87(2000)

治験記号:CS-866

<一般名:——–>

概要

[治験薬]
血圧降下剤。一般名:オルメサルタン・メドキソミル。三共ファルマは販売承認申請をドイツの連邦医薬品審査機関に行った。アンジオテンシンII受容体拮抗薬で、従来の類似薬に比較して優れた降圧効果を示すとされる。米国では現在申請準備中であり、日本では第三相臨床試験を実施中で2002年の申請を目指すとされている。三共株式会社。

出典

薬事日報,第9323号,2000.7.19.・薬事新報,No.2122,2000.8.10.

治験記号:CS-905

<一般名:azelnidipine>

概要

[商]カルブロック(宇部興産-三共)。Ca拮抗薬。申請中。[剤型]錠剤。1,4-ジヒドロピリジン誘導体のCa拮抗剤で、従来のCa拮抗剤との比較で降圧効果が強力、かつ作用は緩徐で持続的、頻脈の発現は起こしにくいとしている。降圧時のレニン-アンジオテンシン系の活性化作用はなく、腎血流の増加、脳及び冠血管の拡張作用を示すほか、尿量・尿中Na排泄量の増加作用、尿蛋白排泄量の減少等の特徴を有するとされている。

出典

トライアルドラッグス2000;株式会社ミクス,2000