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ノロウイルスについて

水曜日, 8月 15th, 2007

広島県福山市内の高齢者施設で、集団感染が発生し、7人が死亡したという衝撃的な結果から、norovirusによる感染症が、報道各社の注目を集めたのか、その後も引き続き感染者の数や集団感染の実態が、次々に報道されている。

厚生労働省の集計結果として報道された内容では、2004年11月以降、2005年1月12日現在、norovirus感染が疑われる患者は全国で 7,821人、死者は12人とされており、例年に比較して感染者数はさほど増加しているわけではない。

従来、『小型球形ウイルス』による感染症とされていた本感染症の原因が『norovirus』とされたのは、2002年に国際ウイルス命名委員会において、国際的に名称の統一を行うとして『norovirus』の命名がされたからである。

しかし、『小型球形ウイルス』では、報道する方もあまり迫力がない?ということなのか、従来はさほど世間を騒がせてはいなかったが、『norovirus』という名称は、それなりにおどろおどろしさがあるということなのであろう、あっという間に世間の知るところとなった。

norovirusは口から入り、人間の腸で増殖し、下痢、腹痛、嘔吐を起こす。冬に起きる胃腸炎の原因として、極く普通のvirusであるとされている。virusは貝類の腸に蓄積されるため、冬に食べる機会の多い生牡蠣が主な感染源とされているが、牡蠣だけに棲み付いているわけではなく、多くの二枚貝に棲み付いているとされている。

最もその中で牡蠣以外は生食する機会がないので、感染源として騒がれていないというだけで、調理過程で汚染源とならないという保証はない。ただ、『norovirus』については、現段階でインフルエンザのように脳症を起こしたり、virusが血液に入り重篤な病気を起こしたという報告はないとされている。

一般的に高齢者では、感染症に罹ると全身状態が急速に悪化し、死亡に至ることが多いとされている。しかし、現在報告されている『norovirus』について、その感染力や病原性が、従来との比較で強まったという徴候があるわけではないといわれている。

『norovirus』については、1997年の食品衛生法改正で、食中毒の原因virusに指定されたため、「集団食中毒」の原因としての印象が強く、貝類の加熱等の食品の安全管理面が強調されてきたが、本質的にはこの virusの感染力は非常に強く、患者の便や吐瀉物に大量に含まれるため、汚物処理や排便の後の手洗いが不十分な場合、二次感染が拡大する。

Center for Disease Control and Prevention(米・疾病対策センター)の調査では、『norovirus』の集団感染場所の4割が飲食店、3割は病院や高齢者施設、1割は学校とされている。また、別の調査では飲食店での集団感染の原因の66%は食品であるが、病院では95%がヒトからヒトへの感染とされ、高齢者施設等でも91% がヒトが感染の原因だとされているの報道がみられる。

(参照)消毒・滅菌法

加熱殺菌:流水により対象物を十分に洗浄したのち、一般の病原性菌の消毒法として用いられている次の方法により完全に滅菌される。 オートクレーブ ・乾熱滅菌・煮沸消毒(15分以上)

薬物消毒

  • 調理器具等は洗剤を使用して十分に洗浄した後、0.02%-次亜塩素酸ナトリウム液(塩素濃度 200ppm)で浸すように清拭することでウイルスを失活できる。
  • まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は0.02%-次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度 200ppm:)に10分以上浸漬。塩素剤による腐蝕が考えられる器具等は、熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効である。
  • 手洗いの励行
  1. 看護、介護前後、特に吐物処理や糞便処理等の後には丁寧な手洗いを励行する。
  2. 手洗い後に使用するタオルはペーパータオルとする(手洗い後アルコール系消毒剤の使用を示唆する報告も見られる)。手洗い後、足踏み等でない蛇口はペーパータオルで締める。

[註]石鹸自体にはNorovirusを失活化する効果はないが、手掌の汚れを落とすことによってウイルス数を減少させる。

  • 糞便・吐物の処理
  1. ディスポーザブルのマスク、ビニール手袋を装着する。
  2. 汚物中のウイルスの飛散を避けるため、糞便、吐物等をペーパータオルで静かに拭き取る。オムツ等はできるだけ揺らさないように取扱う。
  3. 糞便、吐物が付着した床等は0.1%-次亜塩素酸ナトリウム液 (1,000ppm)で浸すようにして清拭する。
  4. 清拭に使用したペーパータオル等は、0.1%-次亜塩素酸ナトリウム液 (1,000ppm)に5-10分間浸漬した後、処分する。
  5. 患者の使用したベッドパンは、フラッシャーディスインフェクター(ベッドパンウオッシャー)で90℃-1分間の蒸気による熱水消毒。熱水消毒できない場合は、洗浄後に0.1%-次亜塩素酸ナトリウム液(1,000ppm)に 30分間浸漬。又は2%-グルタラールに30分-1時間浸漬。
  6. 患者の使用したトイレの便座、flushvalve(水洗用弁)、ドアノブ等直接接触する部分を0.1%-次亜塩素酸ナトリウム液(1,000ppm)で清拭。塩素剤による腐蝕が考えられる場合、アルコールで浸すように清拭。

[註1]Norovirusは乾燥すると容易に空中に漂い、経口感染を惹起することがある。糞便、吐物等は乾燥させないよう処理する。

[註2]エタノールも若干の効果が期待できるが、高い不活性化率は期待できない。ウイルスの物理的な除去を兼ねて清拭法により用いるか、洗浄後の補完として使用するの注意が見られる。

  • 寝間着、リネン等:熱水洗濯(80℃-10分間)。熱水洗濯できない場合、0.1%-次亜塩素酸ナトリウム液(1,000ppm)の濯ぎ液に30分間浸漬。

なお、以下に参照資料として厚生労働省が公表した『ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&A』を添付しておく。

『ノロウイルス食中毒の予防に関する Q&A』

  (作成:平成16年2月 4日) (改定:平成16年4月26日)

最近増加しているノロウイルスによる食中毒の発生を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識と予防対策等ついて理解を深めていただきたく、厚生労働省において、次のとおりノロウイルス食中毒に関するQ&A(平成16 年2月4日)を作成しました。

今後、ノロウイルスに関する知見の進展等に対応して、逐次、本Q&Aを更新していくこととしています。

Q1:「ノロウイルス」ってどんなウイルスですか?

A:1968年に米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便からウイルスが検出され、発見された土地の名前を冠してノーウォークウイルスと呼ばれました。 1972年に電子顕微鏡下でその形態が明らかにされ、このウイルスがウイルスの中でも小さく、球形をしていたことから「小型球形ウイルス」の一種と考えられました。その後、非細菌性急性胃腸炎の患者からノーウォークウイルスに似た小型球形ウイルスが次々と発見されたため、一時的にノーウォークウイルスあるいはノーウォーク様ウイルス、あるいはこれらを総称して「小型球形ウイルス」と呼称していました。

ウイルスの遺伝子が詳しく調べられると、非細菌性急性胃腸炎をおこす「小型球形ウイルス」には2種類あり、そのほとんどは、いままでノーウォーク様ウイルスと呼ばれていたウイルスであることが判明し、2002年8月、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。もうひとつは「サポウイルス」と呼ぶことになりました。

ノロウイルスは、表面をカップ状の窪みをもつ構造蛋白で覆われ、内部にプラス1本鎖RNAを遺伝子として持っています。ノロウイルスには多くの遺伝子の型があること、また、培養した細胞でウイルスを増やすことができないことから、ウイルスを分離して特定する事が困難です。特に食品中に含まれるウイルスを検出することが難しく、食中毒の原因究明や感染経路の特定を難しいものとしています。

Q2:ノロウイルスはどうやって感染するのですか?

A:このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。

  1. 汚染されていた貝類を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
  2. 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  3. 患者のふん便や吐ぶつから二次感染した場合 また、家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ直接感染するケースもあるといわれています。

Q3:ノロウイルスによる食中毒は、日本でどのくらい発生していますか?  

A:厚生労働省では平成9年からノロウイルスによる食中毒については、小型球形ウイルス食中毒として集計してきました。平成 14年の食中毒発生状況によると、小型球形ウイルスによる食中毒は、事件数では、総事件数1850件のうち268件(14.5%)、患者数では総患者数 27,679名のうち7,961名(28.8%)となっています。 病因物質別にみると、サルモネラ属菌(465件)、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ(447件)に次いで発生件数が多く、患者数では第1位となっています。

過去5年間の発生状況は次のとおりです。

平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年
事件数(件) 123 116 245 269 268
患者数(名) 5,213 5,217 8,080 7,358 7,961

なお、最近の学会等の動向を踏まえ、平成15年8月29日に食品衛生法施行規則を改正し、今後はノロウイルス食中毒として統一し、集計することとしたところです。

Q4:ヒトへのノロウイルスの感染は、海外でも発生していますか?

A:ノロウイルスは世界中に広く分布しているとされ、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、スペイン、オランダ、アイルランド、スイスなどでヒトへのノロウイルスの感染が報告されています。

Q5:どんな時期にノロウイルス食中毒は発生しやすいのですか?

A:我が国における月別の発生状況をみると、一年を通して発生はみられますが11月くらいから発生件数は増加しはじめ、1?2月が発生のピークになる傾向があります

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平成10年 47 16 16 2 9 1 1 0 0 3 9 19
平成11年 12 17 12 12 5 3 2 2 0 3 10 38
平成12年 70 45 45 13 4 4 3 0 3 3 10 45
平成13年 87 72 25 9 7 5 2 0 1 5 14 42
平成14年 61 62 37 12 9 11 2 1 1 3 13 56

Q6:ノロウイルスに感染するとどんな症状になるのですか?

A:潜伏期間(感染から発症までの時間)は24?48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1?2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

Q7:発症した場合の治療法はありますか?

A:現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。このため、通常、脱水症状がひどい場合に輸液を行うなどの対症療法が行われます。

Q8:診断のためにどんな検査をするのですか?  

A:このウイルスによる病気かどうか臨床症状からだけでは特定できません。ウイルス学的に診断されます。通常、患者のふん便や吐ぶつを用いて、電子顕微鏡法や、RT-PCR法などの遺伝子を検出する方法でウイルスの検出を行い、診断します。ふん便には通常大量のウイルスが排泄されるので、比較的容易にウイルスを検出することができます。

Q9:生カキが食中毒の原因として多いと聞きましたが、本当ですか?  

A:このウイルスによる食中毒の原因食品として生カキ等の二枚貝あるいは、これらを使用した食品や献立にこれらを含む食事が大半を占めています。カキなどの二枚貝は大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残し、出水管から排水していますが、海水中のウイルスも同様のメカニズムで取り込まれ体内で濃縮されます。いろいろな二枚貝でこのようなウイルスの濃縮が起こっていると思われますが、われわれが二枚貝を生で食べるのは、主に冬場のカキに限られます。このため、冬季にこのウイルスによるカキの食中毒の発生が多いと考えられます。

Q10:カキを調理する際、どのようなことに注意すればよいですか?  

A:このウイルスは、主にカキの内臓特に中腸腺と呼ばれる黒褐色をした部分に存在しているので、表面を洗うだけではウイルスの多くは除去できません。また、カキを殻から出す時あるいは洗う時には、まな板等の調理器具を汚染することがあるので、専用の調理器具を用意するか、カキの処理に使用したまな板等は、よく水洗あるいは熱湯消毒等を行った後、他の食材の調理に使用することなどにより、他の食材への二次汚染を防止することが重要です。さらに、カキを調理したあとは手指もよく洗浄、消毒してください。

Q11:「生食用カキ」と「加熱加工用カキ」がありますが?  

A:生食用カキについては、その消費形態から、より高い安全性が必要であるため、食品衛生法第7条第1項の規定に基づき、食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月28日厚生省告示第370号)において、微生物に関する成分規格、採取する海域や加工処理の衛生要件等に関する加工基準、保存温度等の保存基準が定められており、これら規格基準に適合したものだけが「生食用カキ」として市場に流通し、それ以外は「加熱加工用カキ」として流通します。このように、「加熱加工用カキ」は、生食することを想定した処理をしていませんので、新鮮なものでも絶対に生食しないで下さい。また、十分に加熱して喫食するようにして下さい。

Q12:カキ以外にどんな食品が原因となっていますか?

A:カキ以外にもウチムラサキ貝(大アサリ)、シジミ、ハマグリ等の二枚貝が食中毒の原因食品となっています。また、カキや二枚貝を含まない食品を原因する食中毒も発生しています。これらは、感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因と考えられます。

Q13:食品中のウイルスを失活化するためには、加熱処理が有効とききましたがどのようにすればよいですか?

A:ノロウイルスの失活化の温度と時間については、現時点においてこのウイルスを培養細胞で増やす手法が確立していないため、正確な数値はありませんが、同じようなウイルスから推定すると、食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされています。

<加熱前と加熱(85℃1 分)後のカキの状態>

85℃1分の加熱により、カキの内臓部分は完全に凝固します。

Q14:手洗いはどのようにすればいいの ですか?

A:食品取扱者は常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立 て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。すすぎは温水による流水で十分に行います。石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。

Q15:調理台や調理器具はどのように殺 菌したらいいのですか?

A:ノロウイルスの失活化には、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。ノロウイルスを完全に失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム、加熱があります。  調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム (塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。また、まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃以上)で1 分以上の加熱が有効です。

Q16:患者のふん便や吐ぶつを処理する際に注意することはありますか?

A:ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。したがって、嘔吐症状が強いときには、小腸の内容物とともにウイルスが逆流して、吐ぶつとともに排泄されます。このため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となりうるので、その処理には十分注意する必要があります。

患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのマスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等で静かに拭き取ります。おむつ等は、できる限り揺らさないように取り扱います。

ふん便や吐ぶつが付着した床等は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約 200ppm)で浸すように拭き取ります。拭き取りに使用したペーパータオル等は、次亜塩素酸ナトリウムを希釈したもの(塩素濃度約1000ppm)に 5?10分間つけた後、処分します。

また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥させないことが感染防止に重要でです。

11月頃から1月の間に、乳幼児の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。

Q17:食品取扱者の衛生管理で注意すべき点はどこでしょうか?

A:ノロウイルスによる食中毒では、患者のふん便や吐ぶつがヒトを介して食品を汚染したために発生したという事例も少なくありません。ノロウイルスは少ないウイルス量で感染するので、ごくわずかなふん便や吐ぶつが付着した食品でも多くのヒトを発症させるとされています。

下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をさせなようにすべきです。 また、このウイルスは下痢等の症状がなくなっても、通常では1週間程度長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので、症状が改善した後も、しばらくの間は直接食品を取り扱う作業をさせないようにすべきです。

さらに、このウイルスは感染していても症状を示さない不顕性感染も認められていることから、食品取扱者は、その生活環境においてノロウイルスに感染しないような自覚を持つことが重要です。たとえば、家庭の中に小児や介護を要する高齢者がおり、下痢・嘔吐等の症状を呈している場合は、その汚物処理を含め、トイレ・風呂等を衛生的に保つ工夫が求められます。また、常日頃から手洗いを徹底するとともに食品に直接触れる際には「使い捨ての手袋」を着用するなどの注意が必要です。

調理施設等の責任者(営業者、食品衛生責任者等)は、外部からの汚染を防ぐために客用とは別に従事者専用のトイレを設置したり、調理従事者間の相互汚染を防止するためにまかない食の衛生的な調理、ドアのノブ等の手指の触れる場所等の洗浄・消毒等の対策を取ることが適当です。

Q18:感染が疑われた場合、どこに相談 すればいいのですか?

A:最寄りの保健所やかかりつけの医師にご相談下さい。

<参考文献及びリンク>

国立感染症研究所感染症情報センター

病原微生物検出情報(月報):IASR

http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/286/inx286-j.html

感染症発生動向調査週報:IDWR 感染症の話

http://idsc.nih.go.jp/kansen/k01_g1/k01_08/k01_8.html

米国 CDC

http://www.cdc.gov/ncidod/dvrd/revb/gastro/norovirus.htm

<Q&Aを作成するにあたって御協力を頂いた専門家> (50音順)

品川 邦汎先生 (岩手大学農学部教授)

武田 直和先生 (国立感染症研究所ウイルス第二部第一室長)

西尾  治先生 (国立感染症研究所感染症情報センター第六室長)


  1. 宮崎 敦:解説-ノロウイルス-二次感染拡大に注意病院などの衛生管理重要;読売新聞,第46273号,2005.1.14.
  2. http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html,2005.1.16.
  3. ノロウイルス(Norovirus)感染防止対策;株式会社オーやラックス,2005.1.
  4. ウイルスによる感染性胃腸炎について;Y’sLetter No.21(吉田製薬株式会社),2004.9.1.
  5. 山口恵三:厚生労働科学研究費補助金医薬安全総合研究事業「院内感染を防止するための医療用具及び院内環境の管理及び運用に関する研究?プリオン及びウイルスに汚染された医療用具の感染防止策」;平成13年度研究事業
  6. 出雲正剛・他監修:日本語版サンフォード感染治療ガイドブック第34版;ライフサイエンス出版,2004
  7. 大里外誉郎・編集:医科ウイルス学 改訂第2版;南江堂,2002