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ネブライザー適用製剤-アレルギー性鼻炎

日曜日, 8月 12th, 2007

KW:薬物療法・アレルギー性鼻炎・ネブライザー・抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬・副腎皮質ホルモン剤

Q:アレルギー性鼻炎の適応があり、ネブライザーによる適用が認められている製剤としてどの様な製剤があるか

A:現段階で、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬に分類される製剤中に『ネブライザー』の適用が承認されている薬物は存在しない。

『アレルギー性鼻炎』に適応があり『ネブライザー』の適用が承認されている薬物は、副腎皮質ホルモン剤及びその配合剤である。なお、使用の詳細については、添付文書を参照すること。

一般名・商品名(会社名) ネブライザーによる 用法・用量
betamethasone sodium phosphate

リンデロン注(塩野義)

リンデロン液0.1%(塩野義)

1回0.1-2mg—-1日1-3回

1日1-数回

betamethasone sodium phosphate・fradiomycin sulfate

耳科用リンデロンA液(塩野義)

1日1-数回
dexamethasone sodium phosphate

デカドロン注射液(万有)

オルガドロン点耳溶液0.1%(三共)

1回0.1-2mg——–1日1-3回

——1日1-数回

hydrocortisone sodium succinate

ソル・コーテフ注(住友-ファイザー)

1回10-15mg—-1日 1-3回
methylprednisolone acetate

デポ・メドロール注(ファイザー)

1回 2-10mg—–1日1-3回
prednisolone sodium succinate

水溶性プレドニン注(塩野義)

1回 2-10mg——1日1-3回
triamcinolone acetonide

ケナコルト-A(ブリストル)

1回 2-10mg—–1日1-3回

[035.1. NEB:2004.1.20.古泉秀夫]


  1. 日本医薬品集CD-ROM 1版,2002
  2. 高久史麿・他監修:治療薬マニュアル;医学書院,2003